2019-09-30 機織りの女神様が住まう山に秋の訪れを告げる草紅葉 @巻機山 新潟・群馬県境にある巻機山(まきはたやま)に登ってきました。 機織りの女神様(美女とかお姫様らしい)が住むと言う伝説が山名の由来になったともいわれる巻機山は、日本百名山にも数えられる上越国境を代表する山のひとつです。 同じ日本百名山でもクライマーの聖地・谷川岳や越後三山のような周囲の険峻な山々とは対照的になだらかでたおやかな女性的山容は、「まきはたやま」というロマンチックで優雅な響きの名前とよく合っています。 初秋の巻機山は、ちょうど草紅葉が綺麗に色づいていました。 続きを読む
2019-07-30 赤いコマクサと青い五色沼・夏の関東地方最高峰を巡る山歩き @日光白根山・前白根山・五色山 栃木・群馬県境にある日本百名山の日光白根山に登ってきました。 日光白根山は2400m級の山が連なる日光連山の最も奥に位置し、その標高は2578mと日光連山のみならず関東地方で最も高い山ですが、丸沼高原のロープウェイを利用すれば比較的容易に登頂できるので関東近辺では人気の高い山でもあります。 7月に入っても梅雨空が続きで天気が優れず、山に行けない日が続いていましたが、ちょうど前白根山の方で赤いコマクサが咲いているということで、梅雨の晴れ間を狙ってなまった体にむち打ち歩いてきました。 続きを読む
2019-07-15 ニッコウキスゲと青空と・裏磐梯に広がる「黄色い絨毯」 @雄国山・雄国沼湿原 福島・裏磐梯の雄国山(おぐにやま)と雄国沼湿原を歩いてきました。 雄国沼は、会津・磐梯山の西隣にある猫魔ヶ岳、雄国山、古城が峰など猫間火山の外輪山に囲まれた湖沼で標高1090mに位置します。 初夏にはワタスゲやレンゲツツジ、秋の草紅葉と見所の多い湿原ですが、特に6月下旬から7月上旬にかけて咲き誇るニッコウキスゲの大群落が有名です。 訪れたときはピークは過ぎてしまった感じでしたが、それでも十分見応えのある「黄色い絨毯」が広がっていました。 続きを読む
2019-06-30 梅雨の晴れ間に・関東ふれあいの道で紫陽花とふれあいに行く @雨引山・御嶽山 「関東ふれあいの道」の茨城県コースの一つである御嶽山・雨引山(おんたけさん・あまびきやま)から板東24番札所の雨引観音までの道を歩いてきました。 ハイカーにとって梅雨はやっかいな季節でありますが、こんな時期にこそ生き生きとする紫陽花を見に、ちょうどあじさい祭りが開催中だった地元の名刹・雨引観音までプチハイキングしてきました。 紫陽花の方もちょうど見頃で、雨引観音は多くの人で賑わっていました。 続きを読む
2019-06-21 緑が彩る奥秩父の「岩の要塞」・シャクナゲ咲く初夏の山旅 @瑞牆山 山梨県にある瑞牆山(みずがきやま)に登ってきました。 瑞牆山は、奥秩父山域の主脈にある山で日本百名山(ついでに山梨百名山)の一座にも数えられています。 日本における標高が高い山のTop3(富士山、北岳、間ノ岳)が揃う山梨県にあって、2230mと言う標高は目立つものではありませんが、岩の要塞とも言えるその特異な山容は百名山に選ばれるに相応しい。 登りに行ったらちょうどシャクナゲが見頃で、目を楽しませてくれました。 続きを読む
2019-06-08 「ほんとの空」と沼ノ平の爆裂火口に6年ぶりの再訪 @安達太良山 福島・安達太良山と鉄山を歩いてきました。 安達太良山と言えば、なんと言っても高村光太郎「智恵子抄」で有名な「ほんとの空」と沼ノ平の荒涼とした大噴火口が大きな見所です。 山登りをするようになって以来、自分もこの山には何度も登りに来ていますが、初めて登った6年前(くらい?)に見て以来、毎度天気が悪くて見られた記憶がない(笑)。 この日は別の山に行くつもりでしたが、安達太良山の天気がドピーカン予報だったので記憶を呼び覚ましに予定を変更して行ってきました。 続きを読む
2019-05-26 新緑とヤマツツジの日光ハイキング & 並び地蔵と憾満ヶ淵 @鳴虫山・神ノ主山 日光の鳴虫山(なきむしやま)に行ってきました。 日光方面で登山というと、大抵は奥日光の男体山をはじめとする日光連山の山々、または戦場ヶ原や中禅寺湖畔のハイキングが定番ですが、鳴虫山は東武日光駅やJR日光駅から登山口が近くアクセスがとても良いので、観光地ともなっている並び地蔵と憾満ヶ淵(かんまんがふち)とあわせて歩くハイカーが多いようです。 五月の爽やかな季節、緑と赤のコラボが楽しめたハイクのレコです。 続きを読む