梅雨の晴れ間に・関東ふれあいの道で紫陽花とふれあいに行く @雨引山・御嶽山

関東ふれあいの道」の茨城県コースの一つである御嶽山・雨引山(おんたけさん・あまびきやま)から板東24番札所の雨引観音までの道を歩いてきました。

イカーにとって梅雨はやっかいな季節でありますが、こんな時期にこそ生き生きとする紫陽花を見に、ちょうどあじさい祭りが開催中だった地元の名刹雨引観音までプチハイキングしてきました。

紫陽花の方もちょうど見頃で、雨引観音は多くの人で賑わっていました。

 

 

JR水戸線岩瀬駅前からおはようございます。

関東ふれあいの道」に関してはwikipedia先生に説明を譲るにして・・・

関東ふれあいの道 - Wikipedia

今回は茨城県にある全18コース(全長255km!)のうち7番目のコース「御嶽山から板東24番札所へのみち」をメインに、つくばりんりんロードを通って再び岩瀬駅に戻る周回コースで歩きました。

 

 

からしばらく舗装路を歩きます。

 

 

御嶽山(おんたけさん)登山口に多少駐車スペースありました。

看板によるといろいろ「すばらしい」みたいですね。 

 

 

登山口から右の道に入ってしばらく登ると

 

 

水行の場所跡のようです。

登山口から直進してもこの石碑のところで合流するみたいです。

 

 

さっそく本日の主役・紫陽花さんも出てきました。

 

 

しばらく登ると神社(御嶽神社)がありました。

ここが御嶽山山頂(標高230m)だったようです(気付かずお参りしてそのまま行ってしまった)。

お社の奥に展望台があって岩瀬の街が見渡せるみたい。

 

 

水色に続いて白い紫陽花も。

 

 

御嶽山からはしばらく下りで、この橋まで降りてくれば後は雨引山の山頂まで登り。

 

 

陽が差してきた。

やっぱりこの蒸し暑い時期の低山ハイクは体に応えるで・・・。

 

 NTT岩瀬中継所のアンテナまで登ってきました。

ここから山頂までは500m程。

 

 

幻想的な風景の中、最後のしんどい登りです。

 

 

1時間ちょっとで雨引山山頂(あまびきさん、標高409m)に到着しました。

東屋・ベンチがあって、ちょっとしたハイキングにはいい距離ですね。

この日もけっこう地元の方が歩いていました。

 

 

山頂からの眺めは・・・ガスってますね。

天気が良ければ富士山も見えるそうですが。

 

 

山頂にもちょっとだけ紫陽花咲いていましたが、筑波山方面もガスの中・・・。

 

 

休憩もそこそこ、本日の目的地・雨引観音に向かいます。

ちなみにここで、燕山、加波山、足尾山、きのこ山、上曽峠を経て筑波山まで至るたぶん茨城県最長の登山コース「裏筑波縦走ルート(累積標高差約1800m、歩行距離30km弱)」というまあ物好きな人が歩く登山道と分かれますが・・・

 

 

助さん、角さん、今日はもう良いでしょう。

看板にしたがってしばらく降りていくと

 

 

早くも本日のメイン・雨引観音に到着です。

 

 

雨引観音、正式には雨引山楽法寺

http://www.amabiki.or.jp/

開山は587年(用明天皇2年、6世紀末)とかなり古く、延命観世音菩薩をご本尊とする板東観音霊場24番札所の名刹

境内に3000株と言われる紫陽花咲くこの時期も良いですが、桜の時期も見事なようです。

 

 

社務所御朱印(300円)を頂き、しばし境内を眺めていると・・・

 

 

ニワトリさんやらカモさんやらが我が物顔で歩いていました。

 

 

ツツジは終わりかけでしたが、もう少し前ならヤマツツジが綺麗みたいですね。

 

 

雨引観音は主に延命、安産、子育てに御利益があるそうでお地蔵さんがたくさんいました。

 

 

それぞれ干支の守り本尊がお祀りされた佛の山・十三仏参りを歩いて行くと

 

 

今日は奥の鳥小屋の中にいた雨引観音名物の孔雀さん。

普段は境内で放し飼いされています。

 

 

さっそく境内の紫陽花を見ていきましょう。

 

 

基本、「青系」の紫陽花がメインですが

 

 

赤のガクアジサイ?に混じって

 

 

紫系もそれなりに咲いていました。

どれもほぼ満開ですね。

 

 

ちょっとした展望スポットもあり、眼下に岩瀬の町並みが見渡せます。

 

 

紫陽花に囲まれる千手観音。

 

 

石段沿いに咲く紫陽花。

似たような写真が続きますが(笑)。

 

 

この白い縁取りの紫陽花が自分的にはけっこうお気に入り。

 

 

遠足かな?

地元の保育園児達も紫陽花鑑賞に来ていて、一気に賑やかに。

 

 

まあ園児達は紫陽花よりも下に見える町並みに歓声を上げていましたが・・・。

 

 

紫陽花越しに撮影スポットの仁王門が見えてきました。

 

 

仁王門の手前、地蔵堂の周りは青のガクアジサイに包まれていました。

 

 

そして仁王門です。

鎌倉時代に彫刻された二躯の仁王尊(金剛力士像)が祀られている門で、現在の建物は江戸前期に再建されたもののようです。

最近、この像が東京芸大の調査でかなり貴重なものであることが発表されニュースになってました。

 

 

仁王門の周りはまさに色とりどりの紫陽花が咲き乱れ。

 

 

この時期の雨引観音の定番ショットですな。

 

 

前の日の晩に雨が降ったからなのか、紫陽花はみんな生き生きしてた。

 

 

清楚な感じあふれる白・水色系の紫陽花。

 

 

切りがないな(笑)。

というか写真の構図が同じようなのばかりだな。 

 

 

樹齢500年の言われる「宿椎」(スダジイ)。

 

 

今年1年分の紫陽花は見られたかな(笑)。

十分紫陽花とふれあえたので帰るとします・・・。

 

 

梅雨の晴れ間を狙ってか、参拝客もかなり来ていました。

 

 

何だかんだで雨引観音に来たのは今回が初めてでしたが

 

 

ちょうど良い時期に来られたようですね。

最後、下の方は白・水色系の紫陽花がメインでした。

 

 

次に来るのは桜の時期か、茨城県最長ルートwwを歩くときか・・・。

雨引観音をあとに、つくばりんりんロードの方へ県道を降りていきます。

 

 

ショートカットする旧道の方も紫陽花が。

この辺りは源氏蛍も見られるみたいです。

 

 

県道を30分ほど歩き、つくばりんりんロードまで降りてきました。

つくばりんりんロードは、霞ヶ浦自転車道などと合わせて全長180kmに及ぶサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の一部です。

www.ringringroad.com

www.ibarakiguide.jp

 

 

もともとは岩瀬駅から筑波山麓を通って土浦駅の方まで走っていた筑波鉄道筑波線の線路跡を利用して自転車(と歩行者)の専用道路が整備されています。

 

 

振り返れば、相変わらず筑波山はガスの中。

あそこまで歩くのか・・・。

 

 

青田越しに今日歩いてきた山並み、蝶々も飛んでのどかな風景でやんす。

のどかすぎたから廃線になったんだろうけど・・・。

 

 

日本の夏、キン〇ョーの夏を感じつつ

 

 

岩瀬駅まで戻ってきました。

自転車なら最高だろうけど、炎天下の中の歩きはやっぱりきつい・・・。

 

季節はもう夏ですね~。

紫陽花はとても良かったですが、低山歩きには厳しい時期になってきたな・・・。

昨年の夏はあまり山に行けませんでしたが、今年はなるべく高い(涼しい)ところに行きたいものです。

 

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【コースタイム】

  岩瀬駅7:01ー7:17御嶽山登山口7:21ー7:40御嶽山7:41ー8:31雨引山8:37

  ー9:01雨引観音10:37ー11:01つくば霞ヶ浦りんりんロード11:02ー11:56岩瀬駅

  (合計時間:4時間55分、6月下旬)

 

【累積標高】

  388 m (登り)

  394 m (下り)

 

【歩行距離】

  14.43 km