新緑の季節でもある5月は山頂付近のアカヤシオも咲き、この山では一年で一番登山者の多くなる時期みたいです。
登った日は天気はあいにく曇りがちで山頂からの展望は得られませんでしたが、期待に違わず充実した登山となりました。
両神山荘(日向大谷)から清滝小屋経由で山頂を目指しました(帰りも同じルート)。
今回の登山口となった両神山荘。
人気のわんこがお見送りしてくれます。
麓では「シロ」が満開でした。
山荘のご主人によると、ここが満開になると山頂付近のアカヤシオは散り始めるそうなんですが。
さて、まだ咲いているのか・・・。
登山届もここで出せます。
山頂まで5.6kmと結構歩く。
さっそく新緑の登山道。
少し進むと鳥居が建てられていて、そこから先が「神域」となります。
さすが信仰の山といったところ。
そして早速鎖場登場。
ここらへんは使わなくても登れますが。
会所に到着。
少し降りたところにベンチもあります。
七滝沢コースへの分岐もありますが(山地図では破線)、今回は一般的な清滝小屋経由で山頂往復します。
丸太橋を渡ったりします。
新緑の木漏れ日の中、沢沿いの登山道を進む。
細かなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていきます。
プチ渓谷といった感じ。
何回か徒渉を繰り返した後、つづら折りの急登が始まります。
ここから本格的な登山がはじまります。
八海山。
信仰の山らしくこのコースの登山道には所々に仏像がまつられてます。
弘法の井戸です。
冷えた水が体に染み渡ります。
登山口から2時間くらいで清滝小屋に到着。
シャクナゲがお出迎えしてくれました。
清滝小屋は現在は無人の避難小屋ですが、トイレ(ちゃんと水洗でした)や水場もありもちろん泊まれます。
結構利用される方も多いみたいです。
清滝小屋からは再び九十九折りの急登がはじまります。
鈴が坂で七滝沢コースと合流。
尾根上に出てやっと一息。
晴れてれば山頂が見えるんでしょうが。
あいにくのガス具合。
尾根を進んでいくと・・・
鎖場が始まります。
鎖場が連続しますが、ご丁寧に階段も用意されてます。
横岩。
神の山に奇岩はつきもの。
山頂に近づくにつれてガスが濃くなり幻想的な雰囲気に。
両神神社奥社に到着。
ここにはベンチもあるので休憩できます。
さらに進んでいくと・・・
アカヤシオが咲いていました。
時期的にはぎりぎりといった感じでした。
山頂付近は「ギザギザ」なので何度かアップダウンがあります。
修験の山は簡単には山頂にたどり着かせてくれない。
アカヤシオに癒されながら歩を進めます。
最後の鎖場。
ここを登り切ると・・・
両神山山頂到着。標高1723m。
あいにくこの日はガスで展望はありませんでした。
山頂にもアカヤシオが少し咲いていました。
一瞬だけガスが切れた。
山頂は狭いので少し休憩して下山開始。
アカヤシオを見ながら下山します。
来た道をまた戻ります。
少しだけつつじも残っていました。
最初の鳥居のところまで戻ってきて。
無事登山出来たことを神様にお礼。
両神山荘まで戻ってきました。
わんこが出迎えてくれました。
両神山荘で登山バッジ(500円)を購入して本日の登山は終了。
曇りがちの天気で展望はありませんでしたが、涼しく快適な登山ができました。
鎖場で有名な八丁尾根や白井差コースなど他にも多様なルートがある両神山、季節を変えてまた登りたいと思います。
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【コースタイム】
両神山荘(6:05) ー 会所(6:41) ー弘法之井戸(8:04)ー清滝小屋
(8:12~8:25)ー 両神神社(9:20) ー山頂(9:33~9:58)ー両神神社
(10:11)ー清滝小屋(10:50~10:55)ー弘法之井戸(10:59~11:08)
ー会所(12:07)ー両神山荘(12:34)
(合計:6時間34分 休憩含む)
【累積標高】
1423m(登り)
1507m(下り)
【歩行距離】
12.19km
両神山荘付近に何箇所か駐車場有ります(駐車料金500円)。
山荘前の用紙に必要事項を記入してボックスに料金を投入するような感じです。
トイレは登山口の両神山荘に一番近い駐車場に公衆トイレ、また清滝小屋にもあります。