たくさんの春の花咲く茨城県南人気の里山でゆる~くお花見ハイク @宝篋山

f:id:tenfurlong:20220416170210j:plain茨城・宝篋山(ほうきょうさん)に登ってきました。

宝篋山は、茨城が誇るw日本百名山筑波山の南東側に連なる筑波連山最南の山で、地元では小田山とも呼ばれています。

10年くらい前までは荒れ果てて登る人もいなかった宝篋山ですが、近年、地元有志の皆さんが登山道の整備や休憩所の設置などに力を入れ、今では近県からも沢山のハイカーが訪れる人気のお山となっています。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416165947j:plain宝篋山の一番メインな登山口・小田休憩所の駐車場からスタート。

最近奥の方にも駐車場が出来て、全部で50台くらい停められそうになりました。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416165952j:plain常願寺コース(登り)→尖浅間→宝篋山→極楽寺コース(下山)の王道コースで歩きます。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416165956j:plainf:id:tenfurlong:20220416170001j:plain目指す宝篋山を見ながらしばし畑のあぜ道を歩き、このゲートからやっとハイキングっぽくなります。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170005j:plainさっそくピンクのヤマザクラちゃん登場なるも、日陰のためかまだ蕾のものも。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416172619j:plainf:id:tenfurlong:20220416172624j:plain途中、本コースと500mくらい平行して「沢の小道」が併走してます。

本願寺コースはくずしろの滝とか天狗岩とかちょっとした見所もあり。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170017j:plain山頂に近づくにつれてヤマザクラの大木も出てきたけど、低山とはいえ最後の登りがやっぱりきついわな・・・。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170021j:plainf:id:tenfurlong:20220416170027j:plain本日最初のピーク・尖浅間(とがりせんげん、標高315m)に到着。

山頂のヤマザクラはちょっとピーク過ぎた感じ。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170033j:plainしばし山頂のベンチで休憩をば。

続いて本日のメインディッシュであります宝篋山へと向かいます。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170039j:plainここらへんから宝篋山の山頂あたりまでヤマザクラとコブシが所々群生してます。

コブシはもう散っちゃってますね。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170043j:plain足下にはスミレちゃん。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170049j:plainf:id:tenfurlong:20220416170055j:plain極楽寺コースとの合流付近にあるヤマザクラの森。

こちらもちょいピーク過ぎましたかね。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170059j:plain苗木も植樹されていました。

この木が大木になる頃には、tenちゃんも千の風になってるでしょうが・・・。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170109j:plainf:id:tenfurlong:20220416170248j:plain極楽寺コースとの分岐付近では、ほぼ蕾でしたが、2,3輪だけヤマツツジが開きかけてた。

コブシ、ヤマザクラが終われば、今度はツツジがメインとなります。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170118j:plainここら辺は白いスミレ?ちゃんが足下に沢山咲いてた。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170105j:plainピーク過ぎちゃったか~とあきらめてましたが・・・

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170123j:plainf:id:tenfurlong:20220416170128j:plainf:id:tenfurlong:20220416170133j:plain分岐から山頂付近はまだ頑張ってくれてました。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170138j:plainf:id:tenfurlong:20220416170143j:plainバイオトイレを過ぎ、アンテナが見えてくれば山頂はもうすぐです。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170148j:plain山頂直下で元気なヤマザクラが出迎えてくれました。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170201j:plainというわけで、宝篋山山頂(標高461m)到着でやんす。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170206j:plain春霞って感じでしたが、山頂からはサクラ越しの我がホームマウンテン・筑波山

暑くもなく寒くもなくまさしく登山日和の一日だったから、あっちも沢山登ってたんじゃないかな。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170214j:plain山頂のピンクちゃんが一番元気でしたね。

最後に良い物見られて良かったでやんす。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170219j:plainコブシ(たぶん)の苗木が1本植樹されてました。

この木が大木になる頃には、tenちゃんも千のかぜ(ry

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170157j:plain山頂には、律宗の布教と東国の民衆の救済を目指し、遠く奈良よりここ常陸国まで下ってきた鎌倉時代の僧・忍性の像が建立されています。

貧民や社会的弱者の救済に生涯尽力されたお坊さんだそうで、背負っているのはハンセン病の子供とのこと。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170225j:plainそして宝篋印陀羅尼経が納められた、山名の由来でもある宝篋印塔。

陀羅尼経(だらにきょう)は高い山の上で唱えれば、そこから見渡す限りのすべての生き物の成仏が約束されるという、とんでもなくありがたいお経です。

合掌。。。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170229j:plain山頂からは霞ヶ浦も望めるんですが、霞んでいてこの日は見えず。

山頂のベンチでおやつ食べてしばしのんびりした後、下山します。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170234j:plain下界はもう散ってしまいましたが、こちらのサクラもそろそろ終盤戦かな。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170244j:plainf:id:tenfurlong:20220416170240j:plain分岐に戻って極楽寺コースより下山。

その前にちょっとこぶし路に寄り道します。

残念ながら元禄こぶしはもう散ってしまって新緑真っ盛り。

 


f:id:tenfurlong:20220416170252j:plain冬(枯れ木)・春(ヤマザクラ)・初夏(新緑)が混在。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170257j:plainf:id:tenfurlong:20220416170303j:plain下山途中、ちょっと開けたところから山肌のヤマザクラを愛でる。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170307j:plain少しだけでしたが、まだ椿が残っていました。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170312j:plainf:id:tenfurlong:20220416170317j:plainこちらのコースも沢沿いに小さい滝が何カ所かあります。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170321j:plainf:id:tenfurlong:20220416170325j:plain滝のそばにニリンソウ(多分)の群生。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170330j:plainと、花筏

春も終わり、か・・・。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170334j:plainf:id:tenfurlong:20220416170338j:plain麓まで下りてきました。

朝方よりはヤマザクラのパッチワークがよく見られた。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170343j:plainf:id:tenfurlong:20220416170348j:plainあぜ道沿いのタンポポ水仙

駐車場まで戻ってくれば平日にもかかわらずほぼ満車、後からもひっきりなしに後続車が来てました。

 

 

f:id:tenfurlong:20220416170352j:plain最後は休憩所に植えられた苗木のヤマザクラで締め。

最初から最後まで春の花づくしのハイキングとなりました。

 

 

ここから峰続きにある雪入山(ゆきいりやま)の南面には、約3000本の山桜が自生(成沢のヤマザクラ)し、最近では付近一帯の山々をまとめて「千代田アルプス」としてハイキングコースも整備されているようです。

ヤマザクラメインならそっちも良さそうですね。

と、言うわけで「篋」って漢字で書けないtenfurlongが一年ぶりにお送りしました。

 

 

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【コースタイム】

  小田休憩所 6:07 ー 7:18 尖浅間 7:26 ー 8:06 宝篋山 8:26 ー 10:05小田休憩所

  (合計時間:3時間58分、4月中旬)

 

【累積標高】

  559 m (登り)

  546 m (下り)

 

【歩行距離】

  8.2 km