早春の花めぐりハイク・奥秩父の里山を彩る花々に出会う @四阿屋山

埼玉・小鹿野町にある四阿屋山(あずまやさん)を歩いてきました。

この日は雪山ハイクに行く予定だったんですが、以前から行きたいなと思っていた四阿屋山山麓にある節分草園が暖冬の影響か早くも見頃と言うことで、急遽予定を変更してこちらに行ってきました。

まあ、ちょうど某埼玉の映画を見た後ということもあったので。

というわけで、ネバネバした腐った豆を食う茨城県民が、どんなに歩いても海がない埼玉でハイキングしてきたレコです。

 

 

西武秩父駅からバスで小1時間、道の駅「両神温泉・薬師の湯」までやって来ました。

奥の方にバスターミナルがあり、秩父鉄道三峰口駅からのルートもありました。

町営バス&乗合タクシー (:小鹿野町営バス)

トイレを済ませて早速出発。

 

 

道の駅のすぐそばにある薬師堂。

 

 

と、さらにその脇に両神神社。

四阿屋山の山頂手前に奥社があります。

 

 

天気は1日中曇りがちでした。

 

 

今回は鳥居山コースから周回で歩きます。

コース入り口の向かいに花菖蒲園があります。

見頃は6月辺りだとか。

 

 

コース入り口にはなぜか中華風の門。

埼玉県と中国・山西省の友好記念関連みたいです。

 

 最初に梅がちょっとだけお出迎えしてくれました。

 

 

これまた中華風の展望台から、茨城と言われても全く気づかなさそうな小鹿野の町並みを望んだら山頂に向かいましょうか。

 

 

冬枯れのハイキングコースですな。

 

 

所々看板が立ってます。

山道?ってどこに行くルートなのかな?

 

 

オラ、なんか鼻がムズムズしてきたゾ・・・。

最近くしゃみが止まらない時があるんですが、何なんですかね?

 

 

そういえば某埼玉映画のロケの大半が栃木や茨城で行われていたそうですが、全く違和感なかったな。

埼玉は千葉をライバル視してるみたいですけど、北関東の人間からすれば埼玉はちょっと栄えてるな~ぐらいで基本「同類」ですよ。

熊谷は群馬だし、春日部は栃木だし、三郷は茨城と思ってますよ、残念ながら。

え?仲間にするなって?

 

 

鳥居山コースの中間くらいにある新秩父線93号鉄塔。

 

 

なんかこういう写真撮りたくなるよね~。

 

 

落ち葉を踏みながら先へと進んでいきます。

 

 

このコースは展望はあまり良くないですが、整備されて歩きやすかったです。

 

 

さらにのんびり登っていくと・・・

 

 両神神社の奥社に到着です。

 

 

本家?の両神山にもあったな。

確かここら辺は狛「犬」じゃなくて狛「オオカミ」でしたっけ?

 

 

奥社から先は岩岩ゾーンになります。

 

 

岩岩チックな感じが出てきた。

 

 

岩場・鎖場は登りはまだ良いんですけどね。

 

 

行きはよいよい帰りはなんとやら。

 

 

一カ所鎖場がありましたが、慎重に行けば問題ない程度でした。

人も結構歩いてますしね。

 

 

山頂直下の稜線に出た。

 

 

ここで合流する大堤からのツツジ新道は岩場・鎖場好きにはもってこいのルート。

節分草園に行った後このルートを使って山頂を目指す人が多いようです。

次回は名前の通りツツジの咲く頃にでも来てみようか。

 

 

山頂手前、最後の鎖場を登り痩せ尾根を詰めていくと・・・

 

 

四阿屋山(あずまやさん)山頂到着(771.6m)です。

群馬・長野県境にある日本百名山四阿山と同じ読み方。

 

 

西側にある日本百名山両神山の方だけ良く開けていました。

四阿屋山はこの両神山から派生する尾根の小ピーク。 

 

 

山頂は狭いので10人ほどでいっぱいになるからあまり長居は出来ませぬ。

居合わせた郷土愛のない(笑)埼玉県民ハイカーの方々としばし談笑した後、下山します。

 

 

ちょうど花の時期と言うこともあって、平日にもかかわらず下山中もかなりたくさんの人とすれ違いました。

 

 

両神神社の奥社まで戻り、ここから今度は山居(福寿草園)の方へ進みます。

 

 

秩父のランドマーク・武甲山を望みつつ下りていくと

 

 

福寿草の登場です。

電気柵に覆われているのでなかなか近づいて見られませんでしたが、斜面の所々に結構咲いていました。

 

 

展望休憩所からもちらっと武甲山が見えた。

 

 

陽が当たるともっと花が開くみたいですが、曇りがちだったのでちょっとつぼみがち。

 

 

秩父紅」と呼ばれる紅色の福寿草もあるそうですが、今回は見つけられず・・・。

 

 

展望所から少し下りると今度は・・・

 

 

甘い香りが漂う蝋梅(ろうばい)です。

冬から早春にかけて咲く花は黄色が多い印象。

 

 

こちらも足下には福寿草も咲いていました。

 

 

蝋梅もそろそろ終盤ですかね。

それでもここのは他の所のものより咲くのがちょっと遅いみたいです。

 

 

ちょっとだけ紅と黄色の共演を見つつ

 

 

下山します。

福寿草園の手前まで(駐車場から少し歩くようですが)林道が通っていて車でも来られるようです。

 

 

駐車場の脇から林道を離れ再びハイキングコースに戻ります。

 

 

途中から薬師コースを通って下山。

こちらのコースも良く整備されてました。

 

 

再び道の駅まで戻ってきました。

トータルで2時間くらい、普段運動しない人でも(山頂付近の岩場を除けば)ほどよい感じです。

 

 

さて、バスに乗って次のお目当てに向かいます。

 

 

バスに10分ほど揺られ節分草園へ来ました。

この時期はここに臨時のバス停があります。

入園料300円。

 

 

そして早速、お目当ての節分草さんの登場です。

 

 

思っていたよりすごく小さい、指先ほどの大きさです。

今年はちょっと小ぶりだそうです。

 

 

斜面いっぱい、落ち葉の下からたくさん咲いていました。

去年はもっともっさり咲いていたそうです。

 

 

ちょっともっさり。

 

 

陽の当たる方を向いて咲いてるみたいですね。

 

 

マクロレンズと手ぶれ補正が欲しい・・・。

 

 

地面に這いつくばって必死に撮ります。

似たような感じの人たちがちらほら(笑)。

 

 

いろんな筋肉が痛くなってきた・・・。

 

 

観光バスも来てたくさんの人でさらに賑わってきました。

 

 

ここ数日のポカポカ陽気で一気に開花したそうで、ちょうど見頃に来られたかな。

 

 

パチパチ写真撮ってたら1時間なんてあっという間ですね。

たくさん撮った割には見返すとろくな写真ないけど。

 

 

売店福寿草がデザインされた四阿屋山の山バッジ(400円)購入。

サイタマラリアに感染する前に茨城へと帰りましょうか。。。

 

梅に始まり、福寿草、蝋梅、節分草と早春の花々に出会えたハイキングとなりました。

見落としてしまいましたが、他にもマンサクやザゼンソウアセビなんかも咲いていたみたいです。

この辺りはまだ歩きたいルートがたくさんあるので、また機会を見つけて歩きに来たいと思います。

 

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 【コースタイム】

   道の駅「両神温泉・薬師の湯」9:31ー鳥居山コース入口9:46ー観景亭(展望台)9:52

   ー10:25新秩父線93号鉄塔10:27ー10:47両神神社奥社10:48ー10:57四阿屋山山頂11:28

   ー11:34両神神社奥社11:36ー11:41展望休憩所11:56ー11:58福寿草園12:17 

   ー12:45道の駅「両神温泉・薬師の湯」  (合計時間:3時間14分)

 

 【累積標高】

   440 m(登り)

   433 m(下り)

 

 【歩行距離】

   6.87 km