栃木県にある日本百名山・那須岳(茶臼岳・朝日岳)で紅葉ハイクしてきました。
昨年もこの紅葉時期に登っていますが、ガスにまみれて残念な結果に終わってしまいました。
(個人的には)毎回天候に泣かされる山域ですが、天気さえ良ければ北関東近辺の山の中でも随一の山岳紅葉を拝めるところです。
週末まで台風が来ていたので紅葉の具合が心配でしたが、昨年のリベンジと久々の登山のリハビリを兼ねて歩いてきました。
前回と似たような感じなので、お時間あればご覧ください・・・。
那須岳で一番メジャーな登山口・峠の茶屋駐車場。
満車ではありませんでしたが、平日の早朝5時過ぎ9割近くの入りはさすが。
で、ブログもずいぶんと間が開いてしまいましたが、またよろしくお願いします。
2ヶ月近く山に行けなかったので、前の週に筑波山をちょっと歩いてきましたが、体が80歳くらいのおじいさんになってました。
不安しかない・・・。
早朝にもかかわらずこの登山者数。
ベストな時期とはいえ相変わらずの人気。
この日は本当なら苗場山に生きたかったんですが、現地の天気がいまいちだったので、「しょーがないから那須でいいか」と半分ふてくされてやって参りました。
久しぶりの山なので何度も歩いているコースの方がまあいいかなと。
なめた気持ちで来たので、後ほど手痛いしっぺ返しを食らうことに・・・。
さて、紅葉の具合なんですが、昨日の台風の影響かちょっとくすんだ感じですね。
隠居倉の方もアカンかったら三山縦走(茶臼・朝日・三本槍)にしようかな。
峰の茶屋跡まで登ってきました。
強風ポイントですが、今日はいつにも増してひどい。
台風過ぎ去ったので安心して来たのに・・・。
写真には当然写りゃませんが、何回も来てるけどここまでひどい風は初めて。
那須はいつも朝は天気いいんですよね。
思い返せば登山で初めて雨に降られたのもこの山だった。
まず朝日岳の方へ向かいますが、この暴風だからか極端に人が減りました。
普段ならそんなに危険もない場所だけど、今日は風が強くてなかなか怖い。
はや不穏な気配が・・・。
朝日岳山頂直下の朝日の肩までやってきました。
ここも暴風・・・。
朝日岳はくすんだ感じでしたが、三本槍岳の方はいい具合でした。
熊見曽根から見ても隠居倉方面があまりいい感じではなかったので、今回は(前回来たとき案外良さそうに見えた)三本槍の方へ向かうことにしたんですが・・・。
立っていられないほどの暴風に見舞われる。
何なんだこの風は・・・。
三山縦走はあきらめ朝日岳に戻ることに。
朝日岳の裏側(?)はいい感じで紅葉してました。
台風の風の影響を受けたからなのか右と左で色が違いますね。
で、朝日岳山頂です。
そんなに風が強いイメージ無いんですが、ここも強風。
茶臼岳の方へ戻ることに。
この時間になると朝日岳の方に向かう人も増えてきました。
峰の茶屋跡を経て、茶臼本体へ取りかかると一気に火山感が出てきた。
天気も持ちそう。
と、思ったらすぐこれ・・・。
安達太良山同様ここで晴れた記憶が一度も無い。
やっぱりここも強風。
とりあえずここまでは通常のペースで歩けたので一安心。
紅葉スポットの姥ヶ平の方へ向かいます。
と、分岐で方向確認していた時、突風に吹っ飛ばされて腕と膝を地面に打ち付けられ涙目。
あたいの何がいけないってのさ・・・(ノД`)・゜・。
もう帰ろうと思いましたが、半ベソかきつつ姥ヶ平へ。
無間地獄は今日も元気に煙を吐いてた。
牛ヶ首へ向かっていくと、おお?!
これはいい感じじゃないの?
牛ヶ首まで来ました。
ロープウェイ組も混じって人が増えてきましたよ~。
さっきの事などすっかり忘れ、足取りも軽やかに姥ヶ平へ降りまする~。
曇りがちですがさすが紅葉スポット、なかなかの色合いです。
振り返れば茶臼もまだ見えてます。
陽も差してきてさらにいい感じになってきましたヨ。
少しだけど青空も見えてきた~。
姥ヶ平まで降りてきました。
紅葉スポットはイコール撮影スポット。
たくさんのカメラマンが茶臼岳を狙う。
去年見られなかった姥ヶ平からの茶臼岳。
少し曇りがちでしたが、まあよしとしましょう。
台風の風の影響が心配でしたが、ここら辺は窪地っぽくなってるのであまり影響はなかったみたいです。
ひょうたん池に向かいます。
太陽頑張れ~。
定番スポット・ひょうたん池より。
風があり逆さ茶臼にはならず。
太陽と雲の一進一退が続きます。
晴れるとまた色が映えていい。
再び姥ヶ平へ戻るとさらに人が増えてました。
一瞬の晴れ間を狙ってシャッターを切る皆さん。
毎度のことながら帰ってきて見返すと同じような写真ばかり撮ってますね。
十分堪能して戻ろうとすると・・・
爆音響かせ栃木県警?のヘリが飛んできました。
ケガ人みたいです。
救助活動を見守る皆さん。
無事収容され去って行きました。
お疲れ様です。
さて、戻りましょう。
姥ヶ平を振り返る。
なんだかんだでいいタイミングで来れたか。
このまま天気が安定してればもう少しの間は楽しめそう。
ロープウェイ組がさらにどんどん降りていきました。
茶臼も晴れてきましたね。
だから山頂にいる時に晴れろってんだよ・・・。
再び無間地獄を通って来た道を戻ります。
峰の茶屋跡まで戻ってきましたが、小学生?の集団に占拠されてました。
ここではいつ来てもこの手の団体様ご一行に出くわしますな。
この時間になると風も止んでました。
追いつかれる前に下山するぜよ。
陽が当たってきたら、朝日岳もそれなりの色具合になってた。
なんとか今回も生きて帰って来れました。
秋緒戦からこれでは先が思いやられるな・・・。
7月に燧ヶ岳に登って以来ほぼ山とは無縁の生活で、8,9月と人様の楽しそうな山レコを見つつ涙で枕を濡らす日々が続いておりましたが、やっと山に戻って来れました。
でも、久しぶりの山はすっかり秋の装いに変わってしまっていて寂しい限り・・・。
この秋、冬は夏に山行けなかった(ブログ書けなかった)分、少しでも取り返せればと思う所存であります。
ーーーーー
【コースタイム】
峠の茶屋駐車場6:02ー6:39峰の茶屋跡6:40ー朝日の肩7:08ー7:19熊見曽根7:26
ー7:42朝日岳7:47ー峰の茶屋跡8:23ー8:56茶臼岳8:59ー硫黄鉱山跡9:31ー無間地獄9:45
ー牛ヶ首9:48ー10:07姥が平10:09ー10:17ひょうたん池10:24ー10:30姥が平10:48
ー無間地獄11:29ー中の茶屋跡12:07ー12:22峠の茶屋駐車場
(合計時間:6時間25分、10月2日)
【累積標高】
909 m(登り)
877 m(下り)
【歩行距離】
12.41 km