群馬・赤城山のレコです。
群馬県のほぼ中央に位置する赤城山は、妙義山、榛名山と並ぶ上州三山の一座で上州・群馬を代表する山です。
谷川岳など上信越国境の山々に比べて冬場でも天候が安定していてるので、初めての雪山登山にこの山を選ぶ人も多く、この時期にもたくさんの登山者が訪れます。
なんだかんだで毎年お世話になってる赤城山なんですが、この時期のお楽しみ「霧氷」を見に定番の周回コースで歩いてきました。
全面結氷した赤城山の火口湖・大沼(おおぬま、「おの」が正式な読み方)。
この火口湖を取り囲む外輪山の山々を総称して「赤城山」といいます。
これから登る赤城山の最高峰・黒檜山(くろびさん・1828m)。
「黒」が「白」になっていて期待できそうな雰囲気。
外輪山の一つ、地蔵岳も良さそうですね。
赤城神社にお参りして行きます。
こちらで頂ける御朱印はすごい達筆です。
神社の朱色が青空と雪山の白に映える。
なんかオラ、ワクワクしてきたぞ。
バス停からしばらく歩いて黒檜山登山口。
ここから黒檜山、駒ヶ岳を周回する定番コースで歩きます。
準備を整え張り切って参りましょうか。
登山口はまだでしたが、
登っていくとすぐに・・・
「霧氷」がお出迎え。
「霧氷(むひょう)」は、氷点下に冷やされた空気中の水蒸気が木や枝に凍り付いたものです。
氷の花ですね。
どんどん登っていきます。
霧氷のトンネルが続きます。
「当たりの日」に来れて良かった。
富士見スポットまで登ってきました。
眼下には全面結氷した大沼。
正面の地蔵岳の奥に140km先にある富士山がうっすら見えました。
雪庇も発達中。
山頂の方まで真っ白に染まる。
青空に映えます。
「黒檜山・6」の標識まで登ってきました。
左はなだらかな稜線を歩いて山頂へ、右は駒ヶ岳へ。
まず山頂へ向かいます。
霧氷のアーチが続くビクトリー・ロード。
赤城山・最高峰の黒檜山山頂に到着。
ここから先にさらに少し(2分くらい)歩くと展望台(通称「絶景スポット」)があるのでそちらへ。
「絶景スポット」から日光方面。
日光白根山以外はこちらは雪少なめ。
上越国境方面は雲の中。
結構寒くなってきたので山頂に戻り、駒ヶ岳の方に向かいます。
黒檜山大神。
鳥居も結構埋まってますね。
なかなか急な斜面を下りていきます。
駒ヶ岳へと続く稜線を歩いて行きます。
人気の山だけ会って冬の平日でも結構歩いている人がいました。
こちらも雪庇も少し出来てました。
振り返って白い黒檜山。
大ダルミ。
ここら辺が一番雪深い。
大ダルミよりこれから登る駒ヶ岳。
雪が音を吸収するので、無風で人がいなくなるととても静かです。
しばらく登り返して駒ヶ岳山頂到着。
奥にうっすらホームマウンテン・筑波山が見えました。
関東平野も見渡せます。
真ん中の白いところが小沼(「この」って読みます)。
初夏に咲くレンゲツツジ、秋の紅葉が綺麗な所らしいのでその頃また来たい。
最後の難関、鉄階段を下って・・・
30分ほどで駒ヶ岳登山口に下山してきました。
と、ここまでは去年のレコ。
今年も行ってきましたが・・・
今年も全面結氷した大沼。
穏やかに見えますが気温は-13℃くらい。
湖上のテントはワカサギ釣りの人たち。
天気はすこぶるいいんですが・・・
乾燥しきっているためか寒いだけで霧氷は見られず。
それでも今年も登山者は結構多かったです。
山頂標識が新しくなってた。
霧氷は見れませんでしたが、浅間山と
天気だけは本当にいい(笑)。
霧氷は見られませんでしたが
まあ、そんな日もあるって事で。
と、言うわけで冬の赤城山でした。
赤城山はアクセスしやすいですが、大沼まで車で来る場合はスタッドレスタイヤ以上の準備が必要です。
駐車場は無料のおのこ駐車場(トイレあり)や赤城山ビジターセンターの駐車場、黒檜山登山口駐車場などいくつかあります。
車の運転が不安な人は麓の富士見温泉(道の駅・ふじみ)に車を停めてバスを利用した方が無難です。
道の駅ふじみ 公式サイト〜Road station Fujimi Official Website | 群馬県前橋市富士見町 富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館
関越交通株式会社 | 群馬県 | 渋川市 | 観光バス | 高速バス | 路線バス | タクシー
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【コースタイム】
あかぎ広場バス停(おのこ駐車場前)8:56ー9:13黒檜山登山口9:38ー11:03黒檜山11:04
ー11:06展望台11:09ー11:12黒檜山11:13ー黒檜山大神11:19ー11:57駒ヶ岳11:58
ー12:35駒ヶ岳登山口 (合計時間:3時間34分)
【累積標高】
526m(登り)
510m(下り)
【歩行距離】
4.8km