深紅の絨毯広がる巾着田周辺を里山ハイク @日和田山・物見山

奥武蔵にある日和田山・物見山のレコです。

と、いうより今回は山登りというよりはこの時期に満開となる巾着田曼珠沙華彼岸花)がメインです。

巾着田に行くのは初めてでしたが、大抵のハイカーさんもこの時期を狙って、周辺の山と一緒に歩く人が多いみたいです。

今回は、武蔵横手駅から北向地蔵を経て物見山・日和田山を登り、巾着田に向かうコースで歩きましたが、朝早く静かなうちに巾着田曼珠沙華を鑑賞して、その後山登りに向かう逆コースの人の方が多かったみたいです。

 

 

西武鉄道武蔵横手駅からスタート。

前回の奥多摩よりは通勤ラッシュに巻き込まれず来れました。

 

 

何のモチーフなのか所々にある鬼(?)の立て看板。

とりあえず五常の滝へ向かいます。

 

 

       

       横を小川が流れる林道を歩いて行きます。

 

 

五常の滝。

歩道の工事中らしくて見に行けず・・・。

 

 

       

       苔生す巨岩。

 

 

苔生す木。

 

 

        

        舗装された林道が終わって砂利道に。

 

 

        

        涼しい。

 

 

        

        登山道っぽくなってきました。

 

 

北向地蔵。

3体のお地蔵様が並んでまつられていました。

 

 

お地蔵様の脇にシュウカイドウも咲いていました。

ここから物見山に向かいます。

 

 

山登り初めて5年以上たちますが、登山道脇に野菜売ってるのは初めて見た。

買う人いるのかな・・・?

 

 

で、物見山の山頂(375m)ですが、名前とは裏腹に展望はあまりありませんでした。

しばらく休憩して日和田山に向かいます。

 

 

駒高の集落。

奥の方にうっすら見えるのは武甲山でしょうか?

公衆トイレ(工事中でした)とか自販機もありました。

 

 

        

        しばらくのんびりハイキング。

 

 

 

そして・・・

 

 

和田山山頂です。

山頂はたくさんの人たちで賑わっていました。

 

 

そんなに標高の高い山ではありませんが、結構眺めはよかったです。

スカイツリーも見えるとか。

 

 

少し下りてきたところにある金比羅神社では小学生の遠足でしょうか、大賑わいでした。

この山のある日高市は「遠足の聖地」だそうで。

 

 

これから向かう巾着田も見えました。

本当に独特な形してますね。

 

 

それではお目当ての巾着田に向かいましょうか。

 

 

和田山の登山口まで下りてきました。

 

 

巾着田の方へ向かって歩いて行くと同じ方向に歩いて行く人が増えてきました。

 

 

ようこそ巾着田へ。

 

 

さっそくお目当てがお出迎え。

 

 

右も左もいっぱいに深紅の絨毯が広がります。

 

 

こちらの上流ゾーンは無料開放されていました。

 

 

文字通りお彼岸の頃に開花するヒガンバナ

別名である曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、仏教の経典ではおめでたいことの兆しに天から降ってくる赤い花、と伝わっているみたいです。

 

 

こちらの上流ゾーンは見頃も終盤に差し掛かっているような感じでしたが、それでも見応え有りました。

自分が行った前の週に天皇陛下もいらしたみたいですが、ちょうどその頃がピークだったみたい。

 

 

巾着田から日和田山を望む。

たくさん売店も出ていて大賑わいでした。

 

 

この木だけちょっとだけ紅葉。

 

 

売店でうどんやらかき氷を食べた後、下流ゾーンへ(こちらは有料で300円)。

こちらはまだ元気な花が多かったです。

 

 

鮮やか。

 

 

お昼を過ぎていましたが、続々と観光客が来ていました。

写真撮影してる人もたくさん。

 

 

ちょっとアップで。

前回のレンゲショウマもですが、なかなか花を撮るのは難しい・・・。

 

 

散り際の色あせた花もいいかえってアクセントに。

 

 

赤に混じって・・・。

 

 

白い曼珠沙華もちらほら。

 

 

正直ここまで咲いているとは思っていませんでした。

 

 

500万本の曼珠沙華、日本一の群生地というのも伊達じゃないですね。

 

 

巾着田ヒガンバナが咲き始まったのはここ3、40年ぐらい前からだそうで、その間にこれだけの大群落地になったみたいです。

 

 

十分堪能することができました。

巾着田はこの時期コスモスも咲いているので1日楽しめそうです。

 

 

       

       締めは酔芙蓉。

 

 

色違いというわけではなく朝は純白、昼頃にはピンク、日没時には赤へと変色開花するそうです。

色が変化していく様をお酒に酔って赤くなっていくことに例えて「酔」芙蓉だとか。

 

 

最後にいい物見れました。

 

 

せっかくなので高麗神社(こまじんじゃ)のほうにもちょっと寄ってみました。

 

 

駒神社ではないですよ、先生。

 

 

なかなか趣のある雰囲気のいい神社でした。

 

 

歩いて5分くらいの所にに聖天院という寺院があって、そちらとあわせて歩いている人が多いようですね。

 

 

高麗駅まで戻ってきてました(高麗神社からだとJRの高麗川駅の方が近いかも)。

巾着田帰りの人が大勢いました。

 

 

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一度見てみたかった巾着田曼珠沙華

ちょっとピークは過ぎていましたが、それでも十分に見応えがありました。

ここら辺の山域は季節を問わず花が豊富なので、これからもいろんなルートを歩いて行ければと思います。

 

 

 【コースタイム】

武蔵横手駅8:20ー五常の滝8:56ー9:35北向地蔵9:41ー9:54物見山10:05ー駒高集落10:33

ー10:59日和田山11:10ー金比羅神社11:15ー日和田山登山口11:35ー11:43巾着田13:15

ー13:53高麗神社14:06ー14:49高麗駅  :9月26日