秋晴れのテーブルマウンテン・頂上に広がる金色の草原 @苗場山

新潟・長野県境にある苗場山(なえばさん)に登ってきました。

上越国境あたりの山に登るとまず目につくお山、山の上の方を包丁ですっぱり切ってしまったかのように山頂部分が真っ平ら(正確には少し傾いてるけど)になっているのが今回登った苗場山です。

日本には、国土地理院の25000分の1地形図に掲載されているものだけで16667座の山があるそうですが、これほど特異な形をした山も珍しいのでは。

周りの山から眺めてばかりでタイミングが合わず、なかなか登る機会がありませんでしたが、今回やっと登ることができました。

 

 

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機織りの女神様が住まう山に秋の訪れを告げる草紅葉 @巻機山

新潟・群馬県境にある巻機山(まきはたやま)に登ってきました。

機織りの女神様(美女とかお姫様らしい)が住むと言う伝説が山名の由来になったともいわれる巻機山は、日本百名山にも数えられる上越国境を代表する山のひとつです。

同じ日本百名山でもクライマーの聖地・谷川岳や越後三山のような周囲の険峻な山々とは対照的になだらかでたおやかな女性的山容は、「まきはたやま」というロマンチックで優雅な響きの名前とよく合っています。

初秋の巻機山は、ちょうど草紅葉が綺麗に色づいていました。

 

 

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赤いコマクサと青い五色沼・夏の関東地方最高峰を巡る山歩き @日光白根山・前白根山・五色山

栃木・群馬県境にある日本百名山日光白根山に登ってきました。

日光白根山は2400m級の山が連なる日光連山の最も奥に位置し、その標高は2578mと日光連山のみならず関東地方で最も高い山ですが、丸沼高原のロープウェイを利用すれば比較的容易に登頂できるので関東近辺では人気の高い山でもあります。

7月に入っても梅雨空が続きで天気が優れず、山に行けない日が続いていましたが、ちょうど前白根山の方で赤いコマクサが咲いているということで、梅雨の晴れ間を狙ってなまった体にむち打ち歩いてきました。

 

 

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ニッコウキスゲと青空と・裏磐梯に広がる「黄色い絨毯」 @雄国山・雄国沼湿原

福島・裏磐梯の雄国山(おぐにやま)と雄国沼湿原を歩いてきました。

雄国沼は、会津磐梯山の西隣にある猫魔ヶ岳、雄国山、古城が峰など猫間火山の外輪山に囲まれた湖沼で標高1090mに位置します。

初夏にはワタスゲレンゲツツジ、秋の草紅葉と見所の多い湿原ですが、特に6月下旬から7月上旬にかけて咲き誇るニッコウキスゲの大群落が有名です。

訪れたときはピークは過ぎてしまった感じでしたが、それでも十分見応えのある「黄色い絨毯」が広がっていました。

 

 

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梅雨の晴れ間に・関東ふれあいの道で紫陽花とふれあいに行く @雨引山・御嶽山

関東ふれあいの道」の茨城県コースの一つである御嶽山・雨引山(おんたけさん・あまびきやま)から板東24番札所の雨引観音までの道を歩いてきました。

イカーにとって梅雨はやっかいな季節でありますが、こんな時期にこそ生き生きとする紫陽花を見に、ちょうどあじさい祭りが開催中だった地元の名刹雨引観音までプチハイキングしてきました。

紫陽花の方もちょうど見頃で、雨引観音は多くの人で賑わっていました。

 

 

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緑が彩る奥秩父の「岩の要塞」・シャクナゲ咲く初夏の山旅 @瑞牆山

山梨県にある瑞牆山(みずがきやま)に登ってきました。

瑞牆山は、奥秩父山域の主脈にある山で日本百名山(ついでに山梨百名山)の一座にも数えられています。

日本における標高が高い山のTop3(富士山、北岳間ノ岳)が揃う山梨県にあって、2230mと言う標高は目立つものではありませんが、岩の要塞とも言えるその特異な山容は百名山に選ばれるに相応しい。

登りに行ったらちょうどシャクナゲが見頃で、目を楽しませてくれました。 

 

 

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「ほんとの空」と沼ノ平の爆裂火口に6年ぶりの再訪 @安達太良山

福島・安達太良山と鉄山を歩いてきました。

安達太良山と言えば、なんと言っても高村光太郎智恵子抄」で有名な「ほんとの空」と沼ノ平の荒涼とした大噴火口が大きな見所です。

山登りをするようになって以来、自分もこの山には何度も登りに来ていますが、初めて登った6年前(くらい?)に見て以来、毎度天気が悪くて見られた記憶がない(笑)。

この日は別の山に行くつもりでしたが、安達太良山の天気がドピーカン予報だったので記憶を呼び覚ましに予定を変更して行ってきました。

 

 

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