夏から秋へ・花咲く尾瀬の山上庭園を歩く @会津駒ケ岳・中門岳

f:id:tenfurlong:20170901221605j:plain尾瀬会津駒ケ岳と中門岳のレコです。

会津駒ヶ岳は福島にある日本百名山の一座です。この山の見所は会津駒から中門岳にかけて稜線上に広がる高層湿原や池塘で、特に夏には整備された木道沿いにたくさんの花が咲きます。

ちなみにこの山域周辺はカレーライスに例えられるそうです。

いわく、会津駒がライスで中門岳がカレー、会津駒だけ登って中門岳に行かないというのはカレーライスを注文しといてメインのカレーを食べずごはんだけ食べて帰るようなもの、とのこと。(ちなみに、駒の小屋は福神漬けだそうです。)

というわけで滝沢登山口(林道終点)から往復で会津駒ケ岳からその先の中門岳へと足を延ばし、ちゃんと「カレー」も食してきました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901220855j:plain国道の登山口看板から林道の終点までの車で上がって来れました。

平日でしたが、この一番奥のスペースはもう2台分くらいしか残ってませんでした。

途中の路肩スペースも併せて30台くらいは止められそう。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901220912j:plain会津駒ヶ岳尾瀬の一員なのです。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901220928j:plainこの階段からスタート。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901220947j:plain途中の水場までしばらく樹林帯の中の登りが続きます。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221002j:plain赤い実。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901224054j:plain赤いキノコ。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221018j:plainブナ林の中を進みます。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221036j:plain水場到着。

山頂までだいたいここで半分くらい。

所々に山頂までの微妙な距離を示した標識が立ってます。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221051j:plain天気は曇りがちで展望は望めず。

田代山帝釈山の方かな?

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221110j:plainアザミはもう終わりかけでした。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901224023j:plainブルーベリー、じゃなくてサンカヨウの実?

 

 

f:id:tenfurlong:20170901224039j:plainもう少しで咲きそう。

リンドウが出始めると山は秋ですね。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221127j:plain山頂が見えてきた~。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221142j:plain途中のベンチが設置された休憩ポイントから。

平日の上、そんなにアクセスがいい山ではないんですが(失礼)、結構多くの人が登ってました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221200j:plainそして福神漬けならぬ駒の小屋が見えてきました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221218j:plainなんとか天気は持ってくれてます。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221237j:plainさっそくキンコウカがお出迎え。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221253j:plainイワショウブ、でいいのかな?

 

 

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f:id:tenfurlong:20170901221401j:plain池塘に木道、尾瀬っぽい景色になってきました。

 

 

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f:id:tenfurlong:20170901221439j:plainキンコウカのお花畑が広がる。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221457j:plain空へ向かう木道の先には・・・

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221512j:plainハイジの世界。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221533j:plain駒の小屋に到着です。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221549j:plain定番の駒の大池に映る逆さ駒。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221605j:plainこれが見たかったのです。

ちょっと雲多めだけど満足です。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221620j:plain天気が持ってるうちに、先に中門岳を目指すとしますか。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221638j:plainもうあと少しで9月というのにワタスゲさんが。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221653j:plain会津駒に向かって木道を歩いて行きます。

ここからがショータイム。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221708j:plainオヤマリンドウ(御山竜胆)は今にも咲きそうな雰囲気。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221727j:plain巻き道から駒の小屋と雲のかかった燧ヶ岳。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221744j:plainいいな~この道。

 

 

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f:id:tenfurlong:20170901221817j:plain中門岳までの道はワタスゲがまだいっぱい咲いてました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221848j:plainほわほわ。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221904j:plain木道にはワタスゲがよく似合う。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901221933j:plainミヤマキンポウゲ

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222004j:plainイワイチョウ(岩銀杏)?

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222020j:plain中門岳方面のチングルマは第二形態になってました。

これもまた秋の気配を感じさせる。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222035j:plain尾瀬といえば池塘

中門岳への道すがら、こじんまりした池塘がいくつもありました。

 

 

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f:id:tenfurlong:20170901222151j:plainそして中門岳(中門大池)に到着。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222105j:plain湖畔?にもワタスゲがいっぱい。

 

 

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たいていの登山についてきてくれて(連れ回されて)いる相棒のゴールドアクター「先生」。

駒ヶ岳」なので登場願いました。

中門大池の先、5分くらい歩くと中門岳のピークがあるので行ってみます。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222300j:plainここのピークにも池塘がたくさん。

山頂標識みたいなものは立っていませんでした。

 

 

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ピークにある池塘の間を縫うように木道がぐるっと一週してます。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222209j:plainキンコウカも咲いてる。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222245j:plainモウセンゴケの赤い絨毯も。

こちらのピークもいい雰囲気でした。

中門大池で引き替えしてしまうのももったいないかも。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222316j:plainさて、会津駒の山頂に向かいましょう。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222332j:plainアキノキリンソウ

 

f:id:tenfurlong:20170901222347j:plain戻ってきたら中門大池はガスってきてしまいました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222406j:plainオトギリソウ?

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222421j:plainモミジカラマツ。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222436j:plainミヤマリンドウ(深山竜胆)。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222508j:plain楽しみにしてたコバイケイソウはまだなのか、それとも今年は外れなのかほとんど咲いてませんでした。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222524j:plainこういう道ならいつまでも歩いていたい。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222555j:plainちょっとだけハクサンフウロ

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222625j:plainハクサンフウロとモミジカラマツのコラボ。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222657j:plainそしてやっぱりワタスゲ

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222728j:plain会津駒の山頂が見えてきました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222744j:plainと、その直前に・・・。

 

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f:id:tenfurlong:20170901222830j:plainニッコウキスゲがお出迎えしてくれました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222845j:plainまさかこの時期ここで会えるとは。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222902j:plainそして・・・

 

 

              f:id:tenfurlong:20170901222939j:plain

              山頂到着。

              2133mあります。

             ちょっとだけ晴れた。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901222954j:plain山頂からは富士山も見えるみたいですが、この日はほぼ展望ゼロ。

駒の小屋に戻ります。

 

 

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f:id:tenfurlong:20170901223016j:plain戻ってきて駒の大池で。

このあたりは池のおかげで涼しいからなのか、まだチングルマが咲いていました。

 

 

f:id:tenfurlong:20170901223803j:plainそして会津駒といえばこの花、ハクサンコザクラ

 

 

f:id:tenfurlong:20170901223818j:plainもう終盤でしたが、間に合ってよかった。

 

 

 

f:id:tenfurlong:20170901223849j:plain駒の小屋でちょっと休憩。

山バッジ(会津駒と中門岳の2つ)購入しました。

 

 

 

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f:id:tenfurlong:20170901223949j:plain帰る頃には駒の小屋はガスに包まれてしまいました。

コバイケイソウの群生が見られず残念でしたがまた今度ということで。。

 

 

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例年であれば、とっくに花の時期は過ぎてしまっている時期(8月下旬)のようですが、今年は雪解けが遅かったうえに8月のグダグダな天気のおかげ?で2週間ぐらい遅れてやっと花が咲き始めたみたいです。

ピークは越えてしまったみたいでしたが、いろんな花を見ることができました。また、駒の小屋あたりから中門岳までの稜線歩きも素晴らしかったです。

夏の終わりにとても想い出深い山歩きができました。

 

【コースタイム】

  会津駒ヶ岳沢登山口(6:55)~(8:08)水場(8:11)~(9:32)駒の小屋(9:33)

  ~(10:33)中門岳(10:36)~(11:21)会津駒ヶ岳(11:26)~(11:41)駒の小屋(12:05)

  ~水場(12:56)~会津駒ヶ岳沢登山口(13:46)  :8月29日